こんにちは、イートワです!
最近、好きな中華屋さんがアド街に紹介されたせいで、
GE☆KI☆KO☆MIでした!
さてさて、今回は仮想通貨の今後について考えて見たいと思います。
ビットコイン価格から見る市場の推移
仮想通貨の元祖である、ビットコイン(Bitcoin)が、謎多き人物「サトシ・ナカモト」によって開発されたのは、なんと2007年にまで遡ります。
まだ、この頃の価格はなんと0.003ドル(約0.3円)!
今の価格からすると、考えられないくらい価値のない代物でした。
その後、しばらく開発・研究期間が続きますが、2011年にビットコインそのものが認知され始め、オープンソースでもあったことから、次々とアルトコインが誕生。
そしてこの頃から、参入者が激増。
ビットコインの価格も30ドルになり、その存在も注目され始めます。
2013年には1100ドル(約12万円)、2017年の年末には20,000ドル(約200万円)と驚異的な上昇を見せます。
しかし、その後は下落相場が続き、2018年9月末現在で約74万円となっています。
ちょうど、2017年の年末を頂点として山が築かれた形ですね。
引用元:Coinmarketcap
今後に価格が上がるのか
結論から言うとわかりません。
色々な有識者が今後の市場展望について見解を述べていますが、ことごとく外しています。
ただ、普通に考えてあくまで「通貨」としての活用をするのであれば、価格が乱高下するのは健全な状況とは言えません。
昨日1個100円だったパンが、翌日に1000円になっている。
これでは、普通の生活決済手段としては使えません(・・;)
ですが、そんな状況が2017年には起きていたわけです。
ICOの成功率30%
ビットコインが盛り上がるにつれて、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)案件が出回りはじめました。
トークンを発行する形で資金集めをする、IPOの仮想通貨版みたいなものです。
しかし、最近の調査結果で、「ICO案件は70%が失敗している」との報告がされました。
有名な例では、世界的なサッカー選手であるメッシを広告塔に起用したSIRINが、178億円を集めましたが、時価総額で19億円という結果に終わっています。
最近のトレンドはビットコインFX
そんな状況を受けてか、最近の仮想通貨周りの人達はビットコインを使ったFXに流れています。
しかし、ここからは魔物あふれかえる相場の世界。
今までのセオリーでは考えられない値動きもしており、これまでの相場で腕を鳴らした猛者たちが、次々とやられています。
(↑ビットコインによる”両面焼き”の地獄チャート)
それでも増える通貨の種類
こんな状況にあるにもかかわらず、仮想通貨市場への参入者はむしろ増えていそうです。
有名情報サイトのコインマーケットキャップにランキング掲載されている、仮想通貨の種類が2,000種類を突破。
2018年の年初から約600種類も増えるという、盛り上がりを見せています。
止まらないハッキング
CoincheckによるNEMのハッキングが記憶に新しいなか、今度はZaifでもMONAがハッキングされ、流出。
両社とも一定の補償をすることで、ユーザーの資産の保全に務めましたが、これは仮想通貨がセキュリティ的にまだ安全でないことを示すような事例。
本来であれば、通貨のやり取りが追跡できるブロックチェーン技術によって、これらが解消するはずとの見解がありました。
しかしながら、実際は海外の取引所に分散送金されたりするため、追跡も困難で、いまだ解決していない大きな課題です。
仮想通貨は価格が「上がる」「下がる」だけでなく、現在は「盗まれる」というリスクも抱えた存在なのです。
個人的結論
仮想通貨への参入は、もう少し待ってみてはいかがでしょうか?
特に儲けようと思っている方々は、要注意。
あまり知識のない状態で仮想通貨で利益を出そうとするのは、カジノより確率の低いギャンブルを仕掛けることになります。
ICOは成功確率が低すぎですし、ビットコインはチャートが劇的に荒れることがあります。
少額で勉強を兼ねて遊ぶならまだしも、「億り人」になるには、もっと他の方法が良さそうです。
ではでは!